ハンドカットのビーズのグラデーションネックレス。時代はヴィクトリア期。状態はビーズに小さな傷や欠けは見られる(入り口付近)が数は多くなく、目立つ傷もなく、あくまでもおよそ120年以上前に作られたアンティーク品として、良い状態(アンティークの評価と現代品の品の評価は全く異なる)。光に透かすとアンティークの天然琥珀特有のクレイジングと呼ばれる内部の細かいヒビが見える。まだインクルージョンのない(虫等の希少な内包物を除いてインクルージョンはない方が評価は高い)琥珀が産出されていた時代の品。少し後代には不透明でカットなしの品が出て来るが、これは半透明の透ける琥珀にファセットカットが施されて降り、カット面が光る。太陽に当てている状態では明るい輝きがあるが(琥珀色の影をご覧下さい)、そうでない場合にはもう少し色は暗めで濃く半透明な濁った色彩で、その橙色の中により濃い色が見える。不透明な濁った色ではない。通常のイエロー寄りのハニーコニャックアンバーよりチェリーレッドアンバー寄りで、赤味が強く見えたり、深みのある魅力的な色。透かすとオレンジで、糸と同じ色。中央がかなり大きいグラデーションで、天然琥珀には珍しく色味もほぼ均一に揃えた希少品。糸替え済みで、オリジナルと同じ手作業によるオールナッツ。糸替え自体も古そう(1940~50年くらいかも知れない)で、糸の間に伸び(緩み)もあるが、問題なく使用できる強度あり。クラスプはオリジナル、ゴールドフィルド製(ハゲあり、丸カンはほとんど剥げている)。クラスプにつなげてある部分の接着がやや大きくて硬く、若干留めづらさあり。やや後代のアールデコ期にはベークライト製のフェイクアンバーが大量に生産されているが、そちらと比較すると本物の琥珀なのでとても軽い。このタイプの色と質感はベークライトにもほぼなく、希少。丸珠が主流なので、オーバル型もあまりないです。重量　約33グラム長さ　約53cm珠　最大　約20.17mm×15.40mm珠　最小　約11.78mm×0.924cm商品の情報カテゴリー : レディース > アクセサリー > ネックレス商品の状態 : 傷や汚れあり発送元の地域 : 未定