1987年発売のソニーの高級プリメインアンプ、TA-F555ESXIIです。それまで回路技術優先だったソニーが物量面から価格競争を仕掛けたのが前作555ESXで、Gシャーシ、ツイントランス、アルミ無垢のつまみとボリュームノブ、極太ACケーブルなど、ながら他社の20万円クラスに負けない内容だったと記憶しています。
2型になった本機はさらに磨きがかかり、トランスにダイキャストケースが付くなどして重量は27.8kgになりました。さすがにコスト面で疲弊したのか、これ以降のモデルではシングルトランスになってしまいました。
程度ですが、鉄の部分にやや汚れやくもりがあり、サイドウッドには少し目立つ傷、角に当てた跡があります。しかし全体としての外観は、年代を考えればかなりきれいな方ではないかと思います。
で購入したものですが、10年以上使っていませんでした。出品にあたり内部を清掃し、音出し確認しましたが、力強く非常に良い音で鳴りました。入力セレクタやボリュームにガリはありませんが、ソースダイレクトとミュートボタンに関してはON/OFF時にガリがありました。トーンやバランスも問題ないと思います。
CD/TUNER/AUX入力は確認しましたが、PHONOとテープ出力はチェックしておりません。また、電源基板の裏面に補修跡がありますのでこれらの点をご了承ください。念の為テスターで電源コンデンサをチェックしましたが、絶縁に問題はありませんでした。
梱包用の箱はこれから探すので少しお時間を頂くかもしれません。25kgを超えるため、発送はヤフー提携ではない普通のヤマトの宅急便140サイズになります。以上よろしくお願いします。