鱗文があぶり出し技法で表されたレトロな氷コップです。 赤い縁と脚、乳白の鱗文の対比が美しく六弁の花縁が可愛らしい品です。 こちらは以前アンティークを扱う古美術店で購入しました。 瀧波硝子という明治30年創業のガラスメーカーの品だと聞きました。 〈瀧波硝子〉 明治末期に碗形の氷コップが登場し、大正時代にあぶり出しという骨灰などを混ぜて透明な地の中に美しい乳白色の文様を浮かび上がらせる技法での製作が始まりました。 東京で最も早く焙り出しコップを作ったのが宮崎ガラスで、この技術を受け継ぐのが創業明治３０年の瀧波硝子です。 瀧波では戦後まもなく、あぶり出し技法を復活させ様々な氷コップを作りましたが、20年ほど前に会社をたたまれました。 瀧波で働いていたガラス職人たちはその技術を生かし、各工房でガラス製品を作り続けているそうです。 出品した品はステム部分まであぶり出しの文様が入っているのが特徴です。 同タイプで縁の色がブルーや黄色の品、碗部分の口径が広い品もありました。 ＊昭和期の品なのでアンティーク品ではなくビンテージガラスの部類ですが廃業のため貴重な品になりました。 こちらでかき氷やフルーツパフェ、みつ豆などいかがでしょうか。 飾っていただいても涼感があり素敵です。 サイズ（約）cm 径…12、高さ…11.4 宙吹きガラスのため形や色柄に同一の品はなく一点物です。 画像8枚目のようにウラン反応はありません。 台座裏側にポンテの処理跡があります。 経年の多少の擦れ等はご容赦ください。 骨董やヴィンテージ、アンティークガラスにご理解のある方のご購入をお願いいたします。 ＊同梱包はお値引きさせていただきます。 ＊ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。 ＊商品説明の転用(一部含む)や画像のコピー、他サイトへの転載はご遠慮ください。 瀧波硝子 タキナミガラス 氷コップ 宙吹きガラス 手吹きガラス 手づくりガラス あぶり出し 大正浪漫 昭和レトロ 氷皿 氷鉢 かき氷 パフェグラス　 古民家 古民具 古道具 蚤の市 古民家カフェ 生活骨董 ビンテージ アンティーク 骨董 骨董のある暮らし